【名探偵コナン】降谷さんが好きすぎて辛い【トリップ】
第2章 異世界での暮らし
色々買い物も出来たし、うろうろする中で大体の道は覚える事が出来た。Googl○mapがあるとどこへでも行けちゃうから怖いよね!
もう16時か……そろそろコナンくんも学校終わったかな?
キーンコーンカーンコーン……
「コナンくーん!一緒に帰ろー!!」
「帰りましょう!」
「帰ろうぜー!!!」
「おう」
目の前に来た歩美、光彦、元太と共に俺もランドセルを背負って帰り支度をする。
「哀ちゃん風邪大丈夫かなー?」
「何か買っていって、博士の家へお見舞に行きませんか?」
「おー!そうしようぜ!ついでにお菓子も買おうぜ!」
「いや、お見舞をなんだと思ってんだよ元太。」
ワイワイとお見舞の話で盛り上がる中、コナンは門の前に立っている女を視界に捉えた。
こちらに手を降ってるが……キョロキョロとあたりを見渡しても、誰もその女に反応はしていない。
どんどん近づく距離。すると、女はこちらに勢いよく走ってきた。そこで俺はようやく気づいた。
「姉ちゃん!?」
「コナンくーーん!会いたかった!」
そして勢いよく抱きつかれた。
「ちょっ……苦しい離せ!」
「けち!感動の再会してるのに!」
「昨日会っただろーが!」
ぎゃいぎゃい言っている目の前でポカンとする少年探偵団たち。すると
「あーーー!!どこかで見たことあるなと思いました!お姉さん、安室さんのファンの人ですよね!」
と光彦が話しかけた。
それを聞いた2人も次々に「そうだ!思い出した!」「ねーちゃん、見たことあるなと思った」と伝えられてしまった。
いやまあ確かにファンだけど!!
「ポアロ行ってハンカチ返したいんだけど、ついてきて欲しいなって……」
1人じゃ心細いの!!察して!!!!
チラッと申し訳なさそうにコナンくんに耳元で話すと、にやにやした顔で頷いている。
「僕がいないと姉ちゃん寂しいんだね!わかった!」
そう言うと早速ポアロの方へと行こうとの手を引くコナン。
「えー!コナンくんポアロ行くならあゆみもいくー!」
その様子を見て歩美も着いていこうとしていたが、「僕達は灰原さんのお見舞いにいきましょう」という光彦の提案に乗り、3人は阿笠邸へと向かったのであった。