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【名探偵コナン】降谷さんが好きすぎて辛い【トリップ】

第2章 異世界での暮らし


「先程見てしまった事については俺は悪くないだろう。」

「そうですけど!FBIの貴方なら部屋に入る前にそれくらい予測出来たんじゃないですか!?」

「まて、君はFBIをなんだと思ってるんだ」

「だってよりによってあんな柄……!」

「いいじゃないか、猫は可愛らしいと思うぞ……フッ」

「あっ今笑った!今すぐ記憶消して下さいいいい!」


テーブルを挟んでギャーギャーと赤井に話す女。赤井も穏やかな顔で返答をしている様子をポカンと見守るFBI達。

「ね、ねえキャメル……シュウってあんな顔して話す人だっけ……?」

「見た事ないですけど……」

「僕も見た事なーい!」

いきなり話に割って入って来た眼鏡の少年。

「cool kid!あなたも来たのね」

「今日日曜だし、お姉さんについてお話するからって呼ばれてたから……でもなにこれ?喧嘩?」

話を聞いていて何かを察したのか、ハハ……と呆れて笑うコナン。
「さあ……」と話を飲み込めていないジョディとキャメル。
すると、ソファーでじっと黙っていたジェイムズが口を開く。

「そろそろ話をしてもいいかね?彼女の事は赤井君から聞いた情報を頼りに色々こちらでも調べてはいる。」

そして私の情報が書かれた紙をテーブルの上に広げる。それと同時に全員が話を止め、紙に集中する。

「まあ名前と年齢だけでは調べられる事も少ない。この世界の人間では無いと言っても、身分証明出来るものは持ち合わせてないのかね?」

「あ、財布の中に保険証が…」

ガサガサと取り出してテーブルに置いてみる。すると、赤井がある所に目をつけた。

「君…降谷って言うのか。」

バレちゃった……

「そうなんですよ……苗字で呼ばれると公安の方が反応すると思うので呼ばない方がいいと思うんですけど……」

まあ、下の名前で呼ばれたいって気持ちもあるしね!

「girl、本当に25歳なのね……見えないわ……」

「え、聞かされてたんですよね信じてなかったんですか。girlってよりladyなんですよ……いや、ていうか名前で呼んでください反応しづらいんで…」

「あらsorry、」

「保険証は本物みたいだし、実際本物なんだろうけど…ここの街とは少し名称が違うね。初めて聞いた地名だよ」

コナンくんも珍しそうに見ている。まあそりゃそうだな…
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