• テキストサイズ

生涯の恋

第1章 〜別れの始まり〜


今の今までそれでもまだ大丈夫だと思ってた気持ちが







一気に壊れた。








あたしと潤との6年間が全部ウソになった気がして








体が震えた。










手の中で大事に大事に






こぼれないようにしてきた







潤との思い出が









サラサラとこぼれ落ちていく。










もともとあたしに選択の余地はなくて。







これはもう決定事項なんだよね。







心変わりを責めるつもりなんか

全然ないけど。








どうして他人の口から聞かなきゃいけないんだろう。









神崎さん、知ってますか?





この部屋であたしは潤と

たくさん笑い合ったんです。






数え切れない程のキスをして






数え切れない程 





愛し合ったんです。










ねぇ潤。




あたしを愛していましたか?


/ 31ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp