• テキストサイズ

【あんスタ】 愛の歌

第13章 辛い過去1




[レッスン室]


ガチャ!



「おまえらお待たせ!」


「遅い!」



レッスン室に入ったら綺麗で美しい男の人が仁王立ちして怒っていた



「仕方ないだろ。入場許可取るのに時間かかったんだから。それより紹介するな!俺の彼女で赤坂夏炎だ」


『は、初めまして!』


「ふぅん……あんたの母親ってグラビアアイドルやってる?」


『はい!母の名は李梨花です』


「やっぱり…あの人と会ったことあるんだよねぇ。同じ事務所だし仕事で一緒にやったことがあるからね」


『お母さんと!もしかして瀬名泉ですか!?』



目を輝かせ美形の男の手を握った



「そ、そうだけど…」


『お母さんが可愛い後輩がこの学院にいるって聞いた事があるんです!その人がレオの「Knights」メンバーにいるなんて嬉しいです!』


「っ…それはどうも///」


「何赤くしてるんだよセナ!夏炎に惚れるのはダメだからな!」



レオは泉から離し自分の腕の中へ閉じ込めた
その時泉の後ろに白い塊が動いた



「ふぁあ…ふ、安眠妨害しないでよねぇ…」



白い塊から顔を出した人の髪が闇のように黒く、血のような綺麗な赤い瞳



『凛月!』


「あれ夏炎だ〜なんでここにいるの?」


「夏炎がおまえらに挨拶したいって言うから連れてきたんだ」


「挨拶?」


『えっと…1ヵ月前にレオの恋人になったの///それで「Knights」のメンバーに挨拶したくて…///』


「『王さま』と付き合ったんだ…どっち告白したの?」


「おれだ!」


「『王さま』」


「なんだリッツ?」


「遅い」


「おまっ!!気付いてたのか!?」


「あれで気づかない人は馬鹿だと思うけどね」


「うっ///」



凛月にバレたのが恥ずかしくてしゃがみ膝で顔を隠し唸った
2人のやりとりを見た泉はニヤニヤと笑い、夏炎は小さく笑った


/ 87ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp