第8章 舞台
[空き教室]
「ゼェ…ここなら…ケイトも探さないだろっ…ゼェ…」
『だ、大丈夫?』
息切れしているレオの背中を擦った
少ししたら落ち着き私の膝に頭を乗せた
「『皇帝』が言っていた提案って何だ?」
『…レオはアイドルやって楽しい?』
「ん〜…作曲ぱっかりやってるからアイドル活動はしないから分からないけど、まぁ簡単に言えばつまらん!」
『…だよね…じゃあ舞台も楽しくな「でも夏炎がそばにいるとアイドルが楽しくなる!」…レオ…』
太陽のような笑顔で笑いかけ「だからその提案した舞台に参加するからな!」と言い起き上がってウエストポーチからメモ帳とペンを取り出し作曲を始めた
私は嬉しくてレオに抱きつきありがとうとお礼を言った
次の日にレオが参加することを報告し、台本はレオに任せた
英智の身体のことを考え激しくのない振り付けや、もし英智が途中体調が悪くなった時の為の助っ人を探したりと1週間後の舞台に向けて準備をした