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土曜日19時32分。【リボーン/ディーノ】

第3章 出会いのやり直し


ディーノside

昨日の弟分の新しいファミリー、 藤宮 アユに出会ったはいいものの、、昨日のことがあった手前何をしたらいいのかわからない。

というか、昨日のは体調が悪かっただけ、だよな?
別に俺のことが気に入らなくて吐いたわけじゃねーよな、、、?

「よかったら、昨日のやり直ししませんか?自己紹介とかそいうのあまり出来てませんよね。」

「それもそうだな。」

「立ち話もなんですし、そこのカフェにでも入ります?紅茶がすこく美味しいんですよ。」

「そうなのか。お前ら、先にホテル戻ってていいぞ。」

こんなぞろぞろ店に入ってったら、迷惑だよな。









店の中は落ち着いたいい雰囲気だ。

昨日のこともあり突然2人ってのも気まづかったため、ロマーリオ以外のファミリーにホテルに戻るよう指示を出した。

「改めまして、 藤宮 アユです。高校2年生で、私の親がリボーンさんと知り合いらしくて、ファミリーに加わるなんてコトに。私、今までマフィアだとかファミリーとか、無縁の生活を送ってきたのでびっくりしてしまって。」

確かに、 藤宮が新しいファミリーだって聞いた時は驚いた。普通の可愛い女の子という印象しかなかった。

「まあ、リボーンのことだなにか考えがあるんだろう。ん?でもスタンガン持ち歩いてるってことは、なんか狙われるような覚えがあるのか?」

口元が一瞬引きつったのを見逃さなかった。

「...た、ただの護身用なんですよ。ほら、夜とか危ないじゃないですか。」


確かに、初めてあった夜も声かけられて困ってたか。

「.....ディーノさんのことを聞いてもいいですか?」

「え、あぁ。俺はディーノ。キャバッローネファミリーのボスでツナの兄弟子だ。跳ね馬とか呼ぶ奴もいるが、ディーノでいいぜ。で、こいつがロマーリオ。」

よかった、思ったより普通に話せてるか。


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