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土曜日19時32分。【リボーン/ディーノ】

第2章 最悪の出会い



「おい、リボーン!お前ディーノさんまで呼んだのか!.....てゆうか、か、感電?」

振り返ると昨日の金髪の男の人がいた。

「よう。弟分。久しぶりだな。」

「ちゃおっす、ディーノ。 藤宮と知り合いなのか?」


ディーノと呼ばれた男の人と目が合う。



「... 藤宮ってのか。」

「........ 藤宮 アユです。」

「ツナの新しいファミリーだろ。よろしくな!」

男は私に近づく。
ふわりと香水の匂いがした。

「.....ったく、昨日は驚いたぜ。女の子が困ってると思って助けようとしたら、その前に男が倒れこむんだからな。」

「.........あれは、.......正当防衛です......それに、、感電といっても.......ただのスタンガンで.......」

落ち着かない。目が泳ぐ。
男はさらに歩み寄ってくる。


ぐるぐるする。じわりと冷や汗が出てきたのがわかる。
気持ち悪い。吐き気がする。息が上手く吸えない。
....あれ、呼吸ってどうやってするんだっけ?



私はその場に崩れ込む。


「............................んぐ............」



「え、大丈夫ですか!」

「いきなり、どうしたんだ?」

沢田くんと山本くんが心配そうに駆け寄る。




ダメだ。
思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな思い出すな。



「あ、おい大丈夫か?立てるか?」

ディーノと呼ばれた男は私に駆け寄り、手を伸ばした。













この時期、この天気、この空、この気温、この曜日、この時間、この匂い、この髪色、この声、この雰囲気、この距離、_______________この男______。
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