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城坂学園生徒会
第1章 運命が変わった
「…りいなちゃん」
「?」
瑞希くんの声に顔を上げた。
「俺をりいなちゃんの友達にしてくれる?」
「え?」
「俺がりいなちゃんの運命変えたげるよ」
何言ってるのか、いまいちよくわからない。戸惑っていると、こう言った。
「俺がりいなちゃんにいっぱい友達作って、理想の生活叶えたげる。…だから、俺のこと友達にしてくれる?」
そして瑞希くんはニコッと笑った。
「…うん。」
なんでそんな事してくれるのだろう?そう思ってるのに、気づいたら私は頷いていた。そしたらまた涙が出てきた。
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