• テキストサイズ

城坂学園生徒会

第4章 クラスマッチは波乱の予感!?


「あれ、藍とりいなちゃんだ」


ちょうどその頃、少し離れた所で陸が廊下で話してる2人を見つけた。


「あー本当だ。藍くん今度はりいなちゃんかな?」


「何言ってんだよ天馬。昨日失恋したばっかじゃん」


「あはは!そうだよな」


そう言ってみんな笑った。


「そうかな?これから先はわかんないよ」


「え?」


会長の言葉に瑞希が思わず反応した。


「昨日の事でりいなちゃんの事結構気に入っちゃったみたいだし…」


「……えっと、か、会長…」


瑞希は少し不安げに言った。それを見て会長は笑って


「…冗談だよ。そんな訳ないでしょ」


と言った。


「そ、そうだよな~…!」


ホッと一息つくと、天馬と陸が先に行って呼んでいる。


「俺達も行こ」


「あ、うん」


ちらっと藍の方を見た。別にいつもと変わりはない。


(大丈夫…だよな?)


とは言えやっぱりまだ少し会長の言葉が気になる瑞希なのでした。

/ 122ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp