第69章 ※デリバリーサンタ チョロ松
「いやぁカラ松〜、さっきの血ヘド吐いたら首が取れて自分で戻すとこよかったよー」
「おそ松だって、斬られた時のセンター・オブ・真っ二つはエクセレントだったぜ!左右対称に斬られるのは相当なZスキルが無いと出来ないからな!」
「Zスキルって何?勝手に変な設定作んないで!!そして撮影後のオフショット的な雰囲気醸し出すのやめろ!!」
コイツら…。
どこまでも調子に乗って…!
あーイライラする。
「あのさ、主ちゃん、やっぱ無理だと」
「みんなー!下で一緒にパーティの準備しようっ!!」
『はいよろこんでーー!!』
ああもう。
なんでこうなるんだ…。
僕はただ、プレゼントを渡しに来たという名目のもと、イチャラブセックスしたかっただけだというのに……。
階段を下りていく主ちゃん。
後を追う五人のクソニート。
僕は、ため息を吐きながらみんなの後を追った。