• テキストサイズ

おそ松さん〜ニート達の裏模様〜

第62章 ※おそ松と何気ない日常を過ごしたい時に読む話




ボリボリボリボリ。


二人きりになれなかった事にイライラしながら、女子達の会話には入らず、ひたすらポップコーンを食べる。


「え?今日一人で観に来たの?」

「うん!一回目は友達と来たんだけど、それからはまっちゃって今日で三回目なんだ」

「へーえ、そんなに面白いんだ?」

「面白いなんてもんじゃないよ!胸キュンのオンパレード!ボクこの映画好きすぎて、一人で六本気の麻縄カフェ行ったし、長野県のワス湖まで聖地巡礼してきちゃった!」


えぇぇえーー…!?

なにこの末っ子…主ちゃんには惜しげも無くプライベート垂れ流しだよーー!!

聞いてない…お兄ちゃん聞いてないよ?

ドライモンスターはまさかの兄弟限定なの!?

あっ、今心臓キュってなった。


「いーなー、わたしもワス湖行きたい!そこが舞台なんだねっ」


って触発されてるー!?

まぁ、長野くらいならドライブがてら行ってもいいけどさ…。


「舞台というかモデルになってて…ってゴメーン!まだ観てないのにちょっとネタバレしちゃった!」

「女子達、そろそろ静かにしてくんない?もう始まるから」


トド松のドラモンっぷりにメンタルやられかけたが、絶妙なタイミングでシアターが暗くなり、広告が流れ始めた。




・・・


/ 1118ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp