第8章 一松の嫉妬
主人公視点
屋外だというのにも関わらず、わたしの身体は狂おしい程の快感に襲われていた。
彼の目眩を起こすような激情を全身で受け止めると、快楽の渦に飲み込まれそうになる。
「や…だぁ…もうだめえぇぇ!」
気持ちよさが頂点に達しそうになった瞬間、
「じゃ、もうやめる?お前嫌がってるし」
腰の律動が不意に止まった。
「ハァ…ハァ…」
喉がカラカラで声が掠れる。
「なに?イヤラシくヒクヒクしておねだりしてんの?」
「ち…ちがう!勝手に…!」
「おれのことヘンタイっつってたくせに…オマエも外で犯されて感じるヘンタイだったんだ…」
「やめて……違うのっ!」
黒い笑みを向けながら、耳元で吐息と共に囁かれる。
「…ヘンタイ」
「っ!!」
肌が粟立ち目を瞑ると、激しく腰を打ち付けてきた。
「あぁぁああーーっ!!」
絶頂を迎えようと膣が収縮を始めた。
首に腕を回し、汗ばむ肌がピタリと一つになる。
腰がぶつかり合う卑猥な音が、静かな夜空に響き渡る。
「っ!!……ナカに…出すからっ……!!」
一松くんは最奥に向かい腰を突き刺し、熱い自身を膣内に放出した。
わたしの子宮は、まるで一滴残らず絞り尽くすように激しく蠢き、快感の頂点へ達したのだった。
・・・