第8章 一松の嫉妬
一松視点
嫌がる主の首筋に、無理やり噛んだりキスマークを付けて弄ぶ。
「イヤッ……もうやめて!お願いだから…!」
キッとおれを睨む潤んだ瞳。
(いいねぇ…すごくいい!)
その挑戦的な瞳を服従させて、おれだけのものにしたくなる。
クソ松の名前を聞いただけで、こんなにイラつくとか、どうしようもないゴミだろ?
ほら、もっとおれのことを蔑んでよ。
もっともっと嫌がる顔を見せてよ。
主の服とブラを捲り、胸にしゃぶりつく。
「やめ…て…!!」
主がいけないんだ。
おれの嫉妬心を煽るから。
「やめて欲しいの?」
乳首に嚙みつきながらおれが聞くと、目に涙を浮かべながらこくこくと頷いてる。
「どうかおやめください、一松様…だろ?」
屈辱を受け、肩を震わす主。
「どうしたの?早く言わないと、もっとヒドイことするけど…」
「………一松くんの…バカッ!ヘンタイッ!」
ポロリ…と主の目から一粒の涙…。
(バカ…ヘンタイ…!?)
主の罵声を浴びだだけで、下半身にみるみる血液が集まっていった。