第59章 一松とにゃんにゃんしたい時に読む話
一松視点
(…早く、動物園行きたいんだけど)
朝弱いおれがせっかく早起きしてやったのに、全然起きない主。
こうなったらおっぱいを虐めるしかない。
部屋着の中に腕を入れ、掌全体で胸を揉みしだく。
柔肉が指の隙間から溢れる、クソエロいおっぱい。
背中から抱きしめてるから顔は見えないけど、まだ寝息を立てている。
昨日の夜、調子に乗ってイカせ過ぎたから疲れてんのかもしんない。
(でも…お前が可愛いせいだから)
ヤッてる時、甘えてくるとかずるいだろ。
いたわり?思いやり?何それ?
だってさ、目の前に『美味しいから食べてください一松様』って言いながら手羽先が皿に乗ったらしゃぶりつかない?フツーさ。
っつーか、こんなに胸揉みまくってんのにまだ起きないの?
乳首は起きてんのに本体はまだ寝てんの?
主の後ろ髪に顔を埋めると、甘くて優しいシャンプーの香りに包まれる。
悪ふざけで胸揉んでたけど…。
決めた。
ヤる。
寝ながらおれをムラムラさせる、
「主が悪いんだ」
耳元で囁きながら耳の穴を舌で犯す。
「……ん…ふぅ」
既に硬く縮んだ乳首を人差し指と中指で挟み擦ると、少し身体がビクついた。
ワザと音を立てて耳の穴を舐め、柔い胸を夢中になりながら揉みまくる。
「あ……ん…」
「ん?起きたの?」
返事を促すように、乳首をつまんでクリクリと転がすと、
「……っ!」
返事は無いけど肩を震わせる主。
気持ちよさと睡魔が混ざってる感じ?
おれの愛撫より睡眠を取るってワケ?
……おれ、何に嫉妬してんだ?
もはや人でも物でもない。
女が出来ても、やっぱりゴミはゴミなのか…。
「…はーい、起きてくださーい」
毛布の中に潜り、ショーツに手をかける。
早く起きて…かまってよ。