第52章 番外編 神松育成ストーリー(読切逆ハー裏)
「昨夜はその…すまなかった。オレもチョロ松も暴走していた」
「そうなの?」
「覚えてないのか!?」
わたしが頷くと、カラ松は驚いたように目を丸くし、わたしを抱き寄せた。
「そうだよな…毎日身体を酷使させて…!オレは…何てバカな事を…っ!」
「わたしって昨日どんな風になったの?」
途中から意識を失っていたから、あの後どれくらい二人が暴走したのかなんて、ちっとも分からない。
「まさか、お前を失禁させるとは…」
「ええっ!?」
言われてから床を見る。
…カーペットにタオルが敷かれていた。
「ゴメン…汚しちゃって」
「いや、こちらこそ無理をさせた。謝っても謝りきれない」
そう言うと、カラ松は寄り添いながら毛布でわたしを包み込む。
「みんな寝ているし、本音を話すとするか」
「……カラ松?」
カラ松は遠くの朝日を見つめながら話し始めた。