第50章 マグロ漁船でワッショーイ!! 十四松
「その……触ってくれて、すごく気持ちよかった…から」
「ほんとーー?」
「ほんと!だから、だから…ね?」
綺麗な瞳を覗き込んだ。
「も、もっと…ちゃんと…触ってほしいの」
「どこをー?」
「……ここ」
名称を言うのがどうしても恥ずかしかったので、十四松くんの手を掴み、ショーツの湿っている所の少し上に彼の指を乗せた。
「じゃあ、イカせてもいーい?」
今度はすごい事を質問してくる十四松くん…。
「——うん…気持ちよくして?」
「わかっタイムリー!!」
「あぁぁんっ!」
ショーツをずらされ、すぐさま指がツンと主張している芽を捕らえた。
人差し指と中指で芽を挟まれ、上下に振動させるように指が蠢きだす。
「やぁ…んっ…!…な、なにそれっ…あ…ぁっ!」
あまりの気持ちよさに、肌が粟立つ。
「今ね、主ちゃんのココが、こうして欲しそうに話しかけてきたんだー。ほら、嬉しそうにトロトロしてるよー!」
わたしのそんなトコに口はない。
いや、違う意味の口はあるけれど…。
あれかな?植物や動物の声が聞こえるって人がいるから、その類かな?
なんにせよ、常人が持ち合わせない能力を持っているのは確かだった。
(やっぱり、十四松くんは…すごい)
なんて、呑気に考えていられる余裕なんてある訳もなく…
「はぁぁあ…っ!もう、ダメッ…イクーーッ!!」
グチュグチュと淫らな水音をさせながら、十四松くんの指はわたしを絶頂へと導いて行った。
「ハァッ…ハァッ…す、すごかった…」
「今日もちゃあんとイけたね!よかった…」
指が離れると、脚をM字に開かれ、
「挿れるよ…?」
耳元で囁かれる。
どうやら、休ませてはくれないようだ。
僅かに頷くと、素早くゴムを着けゆっくりと太い欲を埋められる。
わたしの中は、淫猥な音を立てながら彼を飲み込んで行った。