第50章 マグロ漁船でワッショーイ!! 十四松
主人公視点
十四松くんは胸に沢山頰ずりしてから、やんわりと乳房に吸い付いてきた。
相変わらず、胸が一番のお気に入りなようだ。
「あまーい!」
「あ、甘いかな?」
「うん!」
優しく吸われリップ音と共に唇が離れると、ほんのり薄紅色の跡がつく。
十四松くんは優しい跡をいくつも胸に残していった。
「お花見したいねー!」
「お花見は春でしょ。これからはもみじ狩りだよ?」
いつも突拍子も無い事を言うけれど…
「じゃあはいもみじーーっ!!」
「…っ!」
ちゅうっと脇腹を強く吸い付かれて、その意味に気づいた。
(キスマークが桜の花びらに見えたんだね…)
脇腹に赤黒く残るもみじ…。
十四松くんって、意外とロマンチストなのかもしれない。
「じゃあ約束、もみじ狩りもお花見も行こう?」
「やったぜ!!あとねーイチゴ狩りもしたいな!」
イチゴ?と答えるよりも早く、パクッと胸の先端に唇が這った。
「ひぁっ!…あ…あぁぁ……っ!」
いつもわたしを虜にする、天性の愛撫に声が止まらなくなる。
「でも主ちゃんのカラダでぜーんぶ楽しめちゃうね…」
無邪気さの中、声に色っぽさが宿る。
「あ…んっ!」
「おいしい…ずっとこうしてたいよ」
コロコロと舌で乳首を転がされ、身体が熱くなっていく。
「ね、こっちもしてほしいー?」
スカートを脱がされ、ショーツの上から既に熱っぽい蜜口を指がなぞった。