第6章 五男と性欲
主人公視点
達したばかりで敏感な膣内を、十四松くんは激しく責めてくる。
「あぁっ!…あっ!…あぁんっ!!」
初めて身体を重ねたのに、わたしが弱いところを見透かしたように、角度を変えて腰を打ち付けてきた。
「ああーーっ!!」
快感に耐えられず顔をベッドにうずめると、お尻を突き出したような体勢になる。
「主ちゃん…それ、すっごくエロい…」
十四松くんの律動がさらに激しくなり…
「あぁっ…ああーーっ!!イクーー!!!」
「…ぼくも…もう出すよっ…!」
激しく収縮する膣壁が、肉棒から吐き出された熱い汁を飲み込んでいった…。
・・・
「ハァ…ハァ……」
「ゴメン…ゴム着けるの…忘れちゃってた…」
覆い被さるように抱きしめられ、申し訳なさそうな声が背中越しに聴こえる。
「へ…平気……今日、安全日…だから……」
「そーなの?じゃあ、まだまだいっぱいキモチよくしてあげられるね?」
「…え?」
腰を掴まれ、クルリと仰向けに寝かせられた。
「ち、ちょっと待って…もう…ムリだよ…んんっ!」
口を塞ぐようなキスをされたかと思うと、いつの間にか元気にタッティしているソレを深く挿入される。
「イヤッ…あぁぁ…っ!!」
足の先から頭のてっぺんまで突き抜けるような快感に襲われ、頭がクラクラする。
「ね?キモチいいでしょ?一緒にいっぱいキモチよくなろうよ」
彼の肉棒が深く強くわたしを突く度に、めまいを覚えるような狂おしい快感が身体中を満たしていく。
「ああああーーっ!!十四松くんっ!!スゴい…!!もうっ……おかしく…なっちゃうぅーー!!!!」
「うん…二人で…おかしくなろう」
十四松くんは白濁の液を吐き出しても、何度もわたしの身体を求め続けた。
繰り返される絶頂の波に溺れ…薄れゆく意識の中——わたしは思った。
十四松くんのヒミツの扉を…開けてしまった…と…。
・・・