第47章 僕、明日から本気出すから チョロ松
主人公視点
チョロ松くんは、服の上からわたしの胸を包み込むように揉んでいる。
よれた服の隙間からスルリと手を入れられると、両手でブラジャーのホックを外された。
「……あっ」
「ほら、やっぱり…一番かわいい…」
そのまま直に触れられ、思わず声が出てしまった。
胸の愛撫は止まる事なく、わたしの思考をトロトロにしていく。
優しく始まったキスは、いつの間にか激しさを増し、わたしの唇から二人の混ざり合った唾液がつうと垂れた。
チョロ松くんはそれをすかさず舌で舐めとり、話しかけてくる。
「ねぇ、今日もおもちゃ使っていい?」
「…あんまり、激しくしないなら…」
「し、しないよ!気持ちよくするだけ!」
そう言いながらソファーから下りて、ガサゴソと押し入れから持ってきたのは…
「今日は、電マにしよう」
刺激が強い系でした…。
「それ…ちょっと苦手なの。オシッコ出そうになっちゃうから…」
「えっ!それ本当に!?」
「うん…だから違うのじゃダメ?」
途端にチョロ松くんの鼻息が荒くなり始めた。
一体何に興奮しているのだろう?
『ちょっと待ってて』と言うと、大慌てで下に降りて行き、バスタオルを持って戻ってきた。
「はい!コレで大丈夫!」
「全然大丈夫じゃないっ!!」
どうしよう…。
どうやら、彼の変なスイッチをONにしてしまったようだ。