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おそ松さん〜ニート達の裏模様〜

第45章 お兄ちゃん全力でいっちゃうよ〜! 〜作者リク作品〜


主ちゃんの白い肌からは、この間俺があげたボディークリームの香りがした。


健気にずっと使ってくれてるらしい。


首元には、一緒にプレゼントしたネックレス。


肌に染み付いたボディークリームの香りを味わうかのように、鼻をうなじにくっ付けて深呼吸する。



「ん……っ」



吐いた息がかかるだけでくすぐったいらしい。


そのままうなじに口づけながら話しかける。



「お前さ…」


「っあ……な、に?」


「最近ホント、綺麗になったよな」


「……っ!!」



(おっ、照れてる照れてる)



出会った時は、フツーのカワイイ女の子って感じだったけど。


よく笑い、よく泣き、よく怒り、そしてよく喘ぐ、男を飽きさせない女になっていった。


いや、なっていったってのは変か。元々そうだったのかもしれねーし。


けど、そうだな…あまり照れているとこは見たことないかも。


ってな訳で思いついた。


このまま、褒めて褒めて褒めまくったら、どうなるんだろう?と…。



「俺があげたの使ってくれてありがとな。すっげーいい匂い!お前の匂いと混ざったら最強コンビ!」


「…ふふっ、ありがと…」



ちゅうっと耳の後ろに証を付ければ、可愛く鳴く主ちゃん。



「またそんなエロい声出して…もっとしてってコト?」


「ち…ちがう……っ…くすぐったくて…」


「感じてる声、すげーカワイイぜ?」


「もう…っ」



おぉ、面白いくらいに照れている。


そしてマジでカワイイ!


こんな芸当は、不器用な一松じゃあまず出来ねーだろうな。でも、逆にそれが女の子を萌えさせそう。


カラ松は…言ったとしてもイタくて女の子が引く。


チョロ松はどうだろ?たぶん、どもって舌噛むな。


十四松は天然でケロっとしながら言いそうだな。うん、アイツは何気に女子の心掴みそう。


トッティはアレだ、口先だけでベタ褒めしてあざとさMAX。人心掌握術の達人だからな。


なんて考えながら、耳たぶを舐めたり噛んだりしていると、主ちゃんが大変な事になっていた。



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