第41章 番外編 F6 十四松先生と二重奏を コーダ
細く美しい指がわたしの充血した蕾を弾きながら、ズブズブと反り勃った棒を挿入していく。
「あぁぁ…っ!」
太い杭を打ちつけられたような痛みに、顔が歪む。
「……っ!主、ゆっくり深呼吸して…」
「ハァ……ハァ……い…たい……っ!」
「良い子だ。そう、身体を楽にして。怖くないから…ぼくたちは今、やっと一つに繋がろうとしているんだよ?」
目尻に涙が溜まる。
でも、これは痛いからじゃなくて、きっと嬉しいから…。
初めてを大好きな先生にあげられる。
初めて知る、女の悦びに胸が震えた。
「せんせ…い、でも、わたし達はもう、一つでしたよ?二人で、演奏している時は…恋人同士だって…」
「ま、待って!それはダメ!今そう言う可愛い事言われると、思わず乱暴にしちゃうからっ!」
先生がそう言った刹那、ズンと腰が力強く押し付けられた。
「ーーっ!!」
「……ダメだった…」
ズキリと痛みが走ると、お尻に生暖かい何かが伝う。先生はそれを指ですくってわたしに見せた。