第41章 番外編 F6 十四松先生と二重奏を コーダ
「あはは…ピアノって、む、難しいねー」
「主はトランペットが上手いんだからそれでいいじゃないか」
爽やかスマイルのおそ松くん。
そんなに眩しい笑顔を向けられると、今、下半身で起きている事が後ろめたくなってしょうがない。
「いーなー十四松兄さん!ボクもちょっぴり狙ってたのにー」
「トド、これからも彼女はぼくの恋人ではあるけれど、ぼくらの子猫ちゃんさ!」
「そっかぁ!付き合ったら卒業しても会えるもんね!嬉しいな!ボク達とも絶対遊んでね!」
「うん!約束のカフェ行こうね!」
トド松くんのエンジェルスマイルをこれからも見られるなんて、こちらこそ幸せの極みである。
なんて、みんなと会話を楽しんでいたら…
「っ!?」
十四松先生の指が、わたしの内股の奥——秘部の溝に沿ってゆっくりと動き出した。わたしは声を押し殺し快感に堪える。
「どうしたの?主。せっかくみんな来たんだから、黙ってないでもっと話しなよー」
(先生っ…!)
甘いマスクでニコニコしている先生が、今の私には悪魔に見えた。
「そう…いえば、おそ松くんの答辞…す、すごかったね」
わたしが話し出すと、敏感な芽を指が優しく擦りはじめる。
(っ…や…めて)
「あの答辞はね、チョロにも協力してもらったんだ!」
「ええ。起承転結を塾考し、涙を誘ったところでコンサートへ突入させ、カタルシスを引き起こしはんにゃらほんにゃらふにゃふにゃ…」
「チョロ、日本語話してよー!」
チョロ松くんがムズカシイ話を始めると、先生が笑いながらからかうようにヤジを投げた。
そして、肉の芽をグニグニと指で押してくる。