第36章 番外編 F6 SIX SHAME BODYS!
「うぅ…ん…」
ようやく…快楽地獄から解放された。
わたしはクタクタなのに、F6のみんなはピンピンしている。
おそ松くんがわたしの髪をやさしく撫でた。
「さぁ、主ちゃん。約束を覚えているかな?」
「やく…そく?」
「『子宮権』さ。中出しを終えたら、キミはこの夢から覚めることが出来る」
なんという権利なんだろう。
F6がベッドに座るわたしの目の前に並び、声を揃えて手を差し伸べてきた。
「どうぞ!!お好きな松を!!」
(やっと、目を覚ますことができる…)
ようやく悪夢が終わるんだ。
並んだ手を見ていると、1人だけ少し震えていた。
わたしは、何のためらいもなくその手を取った。
「…お願いします」
「主ちゃん…!」
(不安になる必要なんてないのに。わたしは夢でも現実でも、トド松くんのことを誰よりも……)
トド松くんはわたしをすぐさま組み敷くと、酷使された膣にゆっくりと腰を沈めた。
「痛い?ヒリヒリしない?」
「ちょっとだけ…でも、平気だよ」
「フフッ、ゆっくり動いてあげるから」
わたし達が肌を重ねると、おそ松くん達の身体が半透明になってゆく。
「ガイズ、邪魔者はもういなくなろう。そろそろ母さんが魚を焼き始める時間だしね」
「じゃあな、ブス。…また会いにくるぜ」
一人、また一人と消えていく…。
「さぁ、グズグズせずに帰りましょう。主さん、す、素敵な時間をありがとうございました」
「さらばだ姫君。今度は俺と…いや、何でもない」
「バーイ!夢の中のマイワイフ!!」
次々と透けながら消えていき、わたしたち二人だけになった。