第35章 番外編 F6 チョロ松と専属メイドの秘め事(長編)
「あっ…あぁっ…んぁ……」
ゆっくり動かされ続けると、次第に痛みが無くなり気持ち良さが増していった。
気持ち良さと共に、愛しさが湧き出るように込み上げてくる。
でも、チョロ松様はずっと辛そうだ。
きっと、理由は一つ。
(わたしの身体を気遣ってくれているんだ。本当はもっと速く動きたいのに…)
「チョロ松様…」
「な、何ですか?痛くはないですか?」
わたしの頬にチョロ松様の汗が滴り落ちる。
「もっと、激しく求めてくださいませ…」
「だけど、貴女はまだ…」
「わたしは大丈夫です。チョロ松様に沢山可愛がって頂きました。それに、ご主人様に仕えるのがメイドの務め。ならば、ベッドの上でもご奉仕させてください…」
わたしは恥ずかしさを堪え、自らぎこちなく腰を動かし始める。
「ご主人様…主の身体を使って、沢山気持ち良くなってくださいませ…」
「!!」
突然、チョロ松様の目つきが変わった。
するどい目でわたしを捕らえると、
「貴女という人は…」
急に腰を激しく打ち付けてきた。
パンパンと乾いた音が部屋に響く。
「んあぁっ!!」
チョロ松様の激しい愛を受け止めると、喜びが鮮血に変わる。
「こんなに、誰かに心を乱されたのは生まれて初めてです…」
「嬉しい…っ!もっと…もっと…!チョロまつさまぁっ!!」
「主、手を…っ!」
互いに求め合いながら、必死に二人で両手の指を絡ませ合う。
「もう…出します…っ!」
「あぁーーっ!!」
絶頂の直前で肉棒が引き抜かれ、チョロ松様はわたしのお腹に欲望を吐き出した。
・・・