• テキストサイズ

おそ松さん〜ニート達の裏模様〜

第35章 番外編 F6 チョロ松と専属メイドの秘め事(長編)


思考が停止してしまい、まどろむように目を閉じていると…



「主」



チョロ松様の甘い声が響いた。


瞼を開けば、そこにあるのは愛しいお顔。



「チョロ松様…わたし、今…」


「オーガズムを迎えて、少し眠ってしまったようですね。数分だけですが」



頬に口付けられ頭を撫でられる。



「おーがずむ?」


「簡単に言えば『イった』のでしょう。一瞬、快感が深く押し寄せた後、解放されたような感覚になりませんでしたか?」



すぐ先ほど襲われた感覚をなんとなく思い出す。



「ええと、何かが来て、キューってなって…ふにゃーってなりました」


「アハハッ、貴女の表現はオノマトペばかりですね。きっと、感性が豊かなのでしょう」



クスクスと笑われてしまった。



「あ、あの…でも、初めてあんなに気持ちよくなりました」



照れくさかったので俯きながら上目遣いで話すと、



「そ、そそそうですか!そんな…可愛らしい顔で言わないでください…っ!」



チョロ松様がいつものように真っ赤になった。
けれどそれは一瞬で、すぐに真剣な表情になる。



「あの…主」


「なんでしょう?」



わたしが返事をすると、ソファーのリクライニングを倒し仰向けに寝かせられた。



/ 1118ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp