第35章 番外編 F6 チョロ松と専属メイドの秘め事(長編)
ピチャピチャと粘り気のある水音と共に、チョロ松様の唇と舌が乳首を啄む。
「あぁ…っ…チョロまつ…さま…変になってしまいそう…です」
「そうですか。具体的に述べてください。どこか身体に変化はありますか?」
チョロ松様は、サラリと返事をしながらわたしへの愛撫を続ける。
「そん…な…っ!恥ずかしくて言えません…!」
「また主人の言う事を聞けないのですか?」
尖った舌先で乳首をコロコロと転がされ、痺れるような快感に襲われた。
「あぁんっ!」
「ほら、言いなさい」
胸の片方は揉まれながら乳首を摘まれ、もう片方は強く吸われ続ける。
「んぁっ……あ、熱いのです…身体の奥が…熱っぽくて切なくて…あぁっん…はぁっ…辛い…です…」
「よろしい。気持ち良いのに絶頂を迎えられず辛いのですね?」
「ぜっちょう?」
わたしは、時々自分を指で慰めるけれど「イク」という感覚を未だ知らずにいた。
「ご主人様…わたし、どうなってしまうのですか…?こんなの…初めてなのです…」
「怖がらず、わたしに全てを委ねてください」
「ひぁっ!」
スカートをたくし上げられ、白いニーハイと肌の境界線を指でなぞられる。
「くすぐったがる貴女も、とても愛らしいですよ」
指がそのまま、ショーツ越しに恥丘を撫でると、チョロ松様が「あれ」と声を漏らした。
「こんなに沢山感じていたんですね。下着が湿ってます」
「や…あぁ…!」
染みの中心に線を引くように指がなぞる。
「主はどうやら、感じやすい子なんですね」
恥ずかしくて手で顔を隠すと、片手で払いのけられ深くキスをされた。
ショーツにあてがわれた指は、なぞることにより浮き上がった溝を何度も上下に往復する。