• テキストサイズ

おそ松さん〜ニート達の裏模様〜

第35章 番外編 F6 チョロ松と専属メイドの秘め事(長編)


主人公視点



チョロ松様はメガネを机の上に置き、ゆっくりとわたしをソファーに押し倒しながら唇を奪った。


夢のようで、未だに現実だと信じることが出来ない。


何もかも初めてで、どうすればいいのか分からず身体が強張ってしまう。



「主、力を抜いて…リラックスしてください」


「……ん…」



チョロ松様の舌がわたしの口内に入ってきた。


ゆっくりと、優しく深くキスをされながら、頭を撫でられる。


わたしが夢心地で舌を動かせないでいると、導くようにチョロ松様の舌がねっとりと絡んできた。


唇を包み込むようにキスをされ、身体の奥が熱くなり始めると、初めての快感に戸惑い、チョロ松様の肩をキュッと掴んでしまった。


すると、糸を引きながら唇が離れる。



「怖いですか?」


「…まるで夢みたいで。いつか目が覚めてしまうんじゃないかと思うと…」


「そのような非現実的な事はありえません。私と貴女は、今こうして愛し合っている」



チョロ松様は少し考える素振りを見せた後、頬を赤らめながら口を開いた。



「実は、私もこ、このような行為は初めてなのです。なので、今この瞬間を、二人の脳裏にしっかりと焼き付けましょう」



見つめ合うと、わたしの頬に美しい指が触れた。



「そ、そうすれば、夢のように忘れてしまう事はありません。…怖くなくなりましたか?」


「はい……嬉しい…」


「いい子ですね」



そう言うと、胸元のリボンに手をかけられた。



/ 1118ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp