第33章 アンケート投票第1位 心霊スポットツアー おそ松
我慢出来なくなり、俺は服を捲ってブラジャーをたくし上げた。
「だめ…やめ…て…」
「…ムリ。バレたくなかったら声出すな」
焦らす事なく、自分の欲望に身を任せてかわいい乳首に口をつけた。
「っ…!!」
主ちゃんは固く目を閉じ、声を出さないよう必死になってこらえている。
そんな主ちゃんを見ていたら、たまらなくいじめたくなった。
やっぱり今日の俺は優しくない。
ちゅぱちゅぱと音を立てて舌と唇で乳首を可愛がる。
「どうする?弟達が起きたら。普段は清楚に見せかけて、実は主ちゃんがこんなに淫乱だってバレたら恥ずかしいよなぁ?」
主ちゃんはやめてと言わんばかりに首を横に振った。
乳首を指で掻くと、下唇を噛み締め、吐息を震わせている。
「ほら、かわいい喘ぎ声出して楽になっちゃえよ?」
俺のこの一言で、主ちゃんの顔が耳まで真っ赤になる。
「やだ…」
「なにが?」
「わたしは…」
主ちゃんは、閉じていた目をあけると、瞳を潤ませ見つめてきた。
「おそ松くんにしか、見せたくない…。わたしの秘密は、おそ松くんにしかあげたくない…」
「……」
「おそ松…くん?」
俺は、予想外の言葉に思わずフリーズした。
こんなかわいいことを言ってくれるなんて、一体誰が想像できる?
なんか俺ってバカだ。
嫉妬とか、ホントありえない。
俺のことそんなに想ってくれてたの?
ここへきてまさかのお涙頂戴なの?