第30章 アンケート投票第2位 注文の多い猫松 後編
一松視点
おれが猫耳への激しい愛撫(?)で気を失い、目を覚ますと、心配そうに顔を覗き込む主にゃんこがいた。
「一松くん!よかった」
全然よくない。
すぐさま飛び起きる。
「オ、オマエ…おれに、なんてヤラシいことを…!!」
「ごめん…だって、あんなにくすぐったがるとは思わなかったんだもん」
下半身を見ると、せっかく準備万端だったのにすっかり大人しくなっていた。
「ねえ。おれのココ、気絶して縮んだんですけど。責任とってよ?」
「わ、わかったからそんなに怒らないで…んぐっ!?」
跪かせ、やかましい口に無理やりおれのを入れて黙らせた。
頭を押さえつけ腰を振る。
「んんんんーー!!」
じゅぽじゅぽと卑猥な水音が聞こえ始めると、おれのはあっという間に元気になった。
口内で膨らんだチンコに主は戸惑っている。
苦痛に顔を歪ませながらも、歯を立てないように必死になりながら耐えている。
腰を動かすたびに、猫耳と尻尾がゆらゆら揺れて、おれの理性がぶっ壊されてゆく。
悪戯心が顔を出し、フェラしてる主の首筋を尻尾で撫でた。
「っ!?」
「なにサボってんの?ちゃんと咥えろって」
驚いて口を離した主の後頭部を掴み、口の奥までチンコを捻じ込んだ。
ちゃんとご奉仕するいい子な主ニャンコの乳首を尻尾で擦ってやれば、苦しそうにしながら涎を口の端から垂らしている。
無我夢中になっているその表情は、たまらなくおれを興奮させる。
「あーー…ヤバい。可愛い…可愛すぎる。主…ねぇ、おれの目を見てよ…」
主に向かって可愛いなんて滅多に言わないのに、この時のおれはいつもと違った。
溢れ出る気持ちがそのまま声になっていた。
「んんっん…んぐ……ふぅ…」
嗚咽を堪えているのだろう。
切ない顔をおれに向けながら、口を犯されポロポロと涙をこぼしていた。
その姿に、おれのが反応してまた大きくなる。
尻尾で敏感な胸を弄ってやると、喉を上下させながら身をよじる。
主はそれでも、おれのを離さない。
健気に従い、おれを気持ちよくしようとフェラを続ける。