第4章 三男とオモチャ
チョロ松視点
いつもと違う主ちゃんに、僕は少し驚きつつも、たまらなく興奮を覚えていた。
(こんなに…積極的にキスしてくれるなんて…!)
雑誌に載っていたんだ。
女の子は突然ディープキスすると驚くから、はじめはフツーのキスからって。
でも、そんなの所詮机上の空論でしかなかったのかもしれない。
互いの粘膜を舐め合うようなキスは、卑猥な水音を部屋に響かせる。
(主ちゃん…なんて色っぽいんだ…)
主ちゃんにいつもの可憐さはなく、妖艶な瞳は僕の理性を狂わせる。
胸が痛くなるほど心臓がバクバクと激しく脈打つ。
ブラウスのボタンを外す手つきが思わず乱暴になってしまい、
——プツッ
「あっ!」
ボタンが取れてしまった。
ハッと我に帰る。
「主ちゃん…ゴメンッ!ブラウスの」
「いい…」
「えっ?」
頬を紅く染め、潤んだ瞳で彼女はつぶやいた。
「いいから、早く…きて…」
「!!」
やはり、今日の主ちゃんはいつもと違う。
艶やかな瞳が誘うように揺らめいている。
僕は強引な手つきでブラウスを脱がせブラジャーを外し、そしてそのまま——
(もうダメだ…気持ちが抑えらんない)
愛らしい乳首に貪るように吸いついた。