第27章 アンケート投票第3位 お風呂でカラ松
あぐらの体勢で挿入し、下からゆっくりと突き上げながら口づけた。
甘えるような声、表情、瞳は、どこまでもオレを夢中にさせる。
そう、まさに夢中。
もう、今この瞬間が、夢なのか現実なのか、よく分からなくなってくる。
主という狂った果実を味わえば味わうほど、オレはお前に堕ちていく……———。
「あんっ…!んあぁっ…!すご、い……からまつ…くぅん!」
まるで、もっとして欲しいとせがむように喘ぎながら、妖艶な瞳を向けてくる。
(オレも…もっとお前が欲しい…!)
立ち上がるように促し、壁に手をつかせると、後ろから激しく腰を打ち付けた。
「あぁぁぁーー!!」
オレ達の相性だと、この体位が主の最奥に届く。
「———っ!!」
だが、快感が強すぎて、オレがすぐイキそうになるのが難点である。
自身を奥深く突き刺し、グリグリと腰を回す。
こうすればもう、
「んあぁぁぁーー!?それダメーーッ!!変になっちゃうーー!!」
お前はオレの虜だ…。
「変に…なれ。お前の全てがオレは欲しい…」
惚れれば惚れるほど、孤独を知った。
お前に出会わなければ、こんなに満たされる事も、寂しくなる事も無かったんだ。
だから、今だけは…
お前の全部をオレのものに…。
主がよがり狂いながら腰を痙攣させ深いオーガズムを迎えた瞬間、
オレの中の熱い欲も一気に放出したのだった。