第14章 カラ松の夜
カラ松視点
背中を抱きしめ、白い素肌に舌を這わせる。
窓に手をつきながら、主はオレの愛撫を一身に受け、快楽に酔いしれていく。
「はぁっ…んぁ…あぁ……」
艶やかな吐息は窓ガラスを曇らせ、きらびやかな都会の夜景と相まって官能的な空間を演出し、一段とオレの欲望を膨らませる。
「恥ずかしがっていたが、とても似合っている…。大胆でセクシーなデザインの中心に、あえて可憐さを残すために大きめなリボンをつけたんだ。主みたいだろ?」
「んんっ……つ、つけたって…この、ベビードール…カラ松くんの……」
「さすがのオレもこんなに器用ではないさ。胸元のリボンだけがメイドイン…オレだ」
獣のように首に噛み付くと、スウィートな喘ぎ声が耳に響いた。
そのまま唇をわきの下まで滑らせる。
「ひぁっ…!そこは…ヤダ…くすぐったい……!」
そんなこと言われても止められるわけがない。
ボディソープの甘い匂いに夢中になり、優しくわきを舐め続けると、次第に抵抗がなくなり甘い吐息に変わっていく。
「なぁ…オレは…」
「あ…んっ……なに…?…んぁっ…!」
余裕がなさそうだが、必死に返事をする愛しい主。