第75章 ※じょし松さんに溺れたい! 500拍手御礼
「あのさ…連絡先交換してもいい?」
「いーよっ。ラインでいいかな?」
「ありがとう!」
るんるん気分でスマホのロックを解除した。
その時だった。
「そういえば、隆夫山デートで荷物持ちさせた男って連絡取ってんのー?」
おそ子さんが、写真を見ながら一言。
「え…?取ってないよ!それに荷物持ちなんかさせてないし!」
否定しながら、可愛くベーっと舌を出すトド子ちゃんに対し、おそ子さんはまくし立てるように続ける。
「あと、毛厳の滝に連れてった男は?朝5時から花火大会の席取りさせた男は?眠れぬ夜のFAX専用男は?ニートなくせに親の金で貢いでくるイタい革ジャン男は?給料日前の金欠時だけ召喚されるドルオタは?」
「そ、そんな人いない!」
「嘘つかないでよ!ねーカラ子!!」
「革ジャンニートはうちらも会ったよねーおそ子!!」
なんか、話がすごい方向へ進みだした…。