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おそ松さん〜ニート達の裏模様〜

第74章 ぼくだけの姫君 四男END


おそ松視点



後日談



どうやら無事に一松は彼女と仲直り出来たらしい。

んで、家に連れてきた。紹介したいんだって。

らしくねーよな。

気味が悪いよ一松くん。

男の覚悟ってヤツか?

なら、挨拶ついでに一発セックスさせてくんねーかな。


「いやぁー待ってたよ主ちゃあーん!」

「主!久しぶりだな!」


顔見知りである俺とカラ松が玄関で出迎えると、カラ松の足を一松が踏んづけた。


「いてっ!なんでっ!?」

「おたくらさ、気安く話しかけないでくれる?」

「一松くん、今日はみんなに挨拶にきたんだよ?」

「……」


ブスッとしながら無口になる一松を見て笑う主ちゃん。

なんか、変わったと思ってたけど相変わらずだな。
つーかヤキモチ焼きすぎ。

とりあえずは主ちゃんを居間へ案内した。
襖を開ければ、はしゃいで出迎える弟達。


「こんにちは!ぼく十四松です!よろしくお願いします!」


偉いね十四松くん、いいこに挨拶できたね〜って幼稚園児かっ!


「十四松くん、はじめまして!」

「あ…ささ、三男のチョロ松です!」


うわっ、くっさ!童貞臭いよ!


「チョロ松くん、よろしくね!」

「わーっ!かわいーー!!ボクは末っ子のトド松だよ!気軽にトッティって呼んでくれたら嬉しいな!」


女子慣れしてやがる…。


「ふふっ、仲良くしてね、トッティ」


ジトッとした目つきで監視を続ける一松。

いや、だからさ…そんな嫌ならなんで連れてきたの!?


「ほら一松。こーゆー時はお前からみんなに彼女紹介しないと」

「え"…!?」


俺が促すと、緊張で石のように固まってしまった。




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