第74章 ぼくだけの姫君 四男END

「ほら、あのスーツのオッさんに聞かせてやれよ…。外で犯されて感じてる淫乱ですって…！」

「やぁ…んっ！！」


泣きながら首をイヤイヤと横に振ると、指が舌を引っ掻いた。
思わずえずくと、腰のピストンが更に激しくなる。


「あー…今のヤバい。へーぇ、苦しいと締まるんだ？」


耳元で妖しく囁かれ…


「——っ！！」


首に手をかけられた。

じわじわと力が込められる。


「……ん…っ」

「いいよ…スゴくいい…！お前のマンコ最高…っ！」


弄ぶように、首を締める手が緩まったり強まったりを繰り返す。
愉快犯な彼は耳たぶを甘噛みしながらそっと語りかけてくる。


「イキなよ…主」


その声は、悪魔のささやき。
声だけでお腹の奥がきゅうんと切なくなる。
苦しみの先にある、快楽の渦に飲み込まれる。


「……ほら、苦しいとお前も気持ちいいんだろ？さっきからヒクヒクしっぱなし…何回イッてんだよ」


グッと首を絞められ最奥を突かれると、眩暈と同時に突き抜ける快感が脳を満たし、また達してしまった。

すぐ目の前で仕事帰りの人々が通り過ぎて行く。

バレているかもしれないと思うと、何故だかゾクリと胸がざわついた。

泣き腫らした目元をペロリと舐められる。


「本当は…見られてると思って興奮してんだろ…？まさかお前がこんなにヘンタイだとはね…」

「も…ぅ、ゆるして……」

「まだダメ。最後にお注射しないとなぁ？今、お前の中、おれでいっぱいにしてやるから……」


肩を掴みながら、ガンガン激しく腰を揺さぶられた。