第8章 婚約者候補、現る!!?
ー光琉side
翌朝、
お父さんが言ってた婚約者候補の人達が来た。
みんな真面目ぶってて馬鹿みたい。
「はじめまして、光琉様。
僕は、、、、」
順に自己紹介をしていく。
別に聞きたくない、どうせ断るんだもの。
「最後に、俺が」
やっと最後だ…
足がしびれる。
「お初にお目にかかります。
榊原梓人と申します」
榊原、って…
チラッとお父さんを見た。
そしたら目をそらしやがった。
榊原ってお父さんの同級生にいたんだけど。
たぶんその息子さんで。
そして榊原って…
お父さんにとって大切な取引先....