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お嬢様のお悩み

第8章 婚約者候補、現る!!?



「....ッ、最悪...」


バタバタバタ


あやふやな立場だから。
いつもお嬢様を傷つけてしまう。

味方だと言いながら、
俺はお嬢様の事を守ってやれない。

こんなにもお見合いを嫌がる理由も分からないなんて。

執事失格かもしれない。

「...里島、さん??」

そこに優が入ってきた。
モップを持っていたから掃除に来たんだろう。

「あ、ごめん。出るから」

「...何かあったんですか?」

その質問に、
首を横に振ってしまった。

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