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【黒子のバスケ】伝える。聴こえる。

第16章 見つける


作って来たものは3つ。

〔レモンの蜂蜜漬け〕
〔ひとくちサイズのマフィン〕
〔小さめのおにぎり〕


それぞれ蓋をあけると、「すげー」「うまそう」と聞こえた。

嬉しい。


(改めて並べてみると…ちぐはぐ…)


何故こうなったか…



昨日、差し入れは何を貰ったら嬉しいか?とお兄ちゃんに聞いてみた。

『レモンのやつはベターだし食べやすいから嬉しいよな。でも、もっと甘いもんが欲しいなって思うときもある』

と言われて、レモンの蜂蜜漬けと
ココア味のマフィンにしよう!と決めた。

そう、言うと

『いいんじゃないか?でも、甘いもんが嫌いなやつとかもいないかな?あと、ガッツリ米が食いたくなる時もある』

なんて言われて、もう考え直すのが嫌になり、おにぎりを追加したのだ。


『相談に乗ったから、俺のもねー。おにぎりはアレがいい』なんて、ちゃっかりリクエストも残して、『おやすみー』と部屋へ入っていった。

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