• テキストサイズ

【黒子のバスケ】伝える。聴こえる。

第64章 持ち直す


「ディーフェンス‼ディーフェンス‼」

ベンチでは土田の声が響く。

一年生3人も顔を見合わせて、土田に合わせて声を出していた。



再び、ゾーンに入った火神。
加えて、黒子のパスでボールが回って得点は入る様になった。


それでも、開いた点差を埋めるには、やはり1on1を止めなきゃダメだ。


(コガ、伊月、木吉、頑張れ‼)


いつものように、心の中で祈るようにコートを見ていた。

見ていたけど…


ベンチの皆を見て、それは違う事に今さら気づいた。


(見てるだけじゃダメ。思ってるだけじゃ…ダメ)



「ディーフェンス‼ディーフェンス‼」

私も、皆と一緒に声を張り上げた。


/ 402ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp