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【黒子のバスケ】伝える。聴こえる。

第38章 行き交う 【side宮地】


「き、清志くん?」

俺が側に寄るだけで、そんなビビるなよ。

ぎゅっと固く目をつむる碧。


(なんでだ?)



碧の肩へ手を伸ばし、Tシャツの襟ぐりを肩の方へ向かって引き下ろした。


(やっぱり…)


「大丈夫じゃねぇ!腫れてるだろーが。冷やせ」


なんで、隠すんだよ。
何に気ぃ使ってんだよ。
おかしいだろーが。



すると、『がしっ』と腕を捕まれた。

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