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【黒子のバスケ】伝える。聴こえる。

第38章 行き交う 【side宮地】


「監督ー。大坪さーん。メニューの確認だそうでーす」

賑やかしい高尾の声に振り向けば、隣にいるのは碧。


「お願いします」と、監督と大坪にメモを手渡すアイツを眺めていた。

こっちなんて見向きもしねぇ。

否、違うか…。
あれは、緊張でいっぱいいっぱいになってるだけか。



あたまを下げて立ち去ろうとする碧の姿を確認し、視線を手元のスイカに戻せば、「待った」と木村が碧の腕を掴んだ。
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