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【黒子のバスケ】伝える。聴こえる。

第22章 圧される


次の日の朝、まだ寝ている3人を起こさないように朝食の準備をする。


今日は土曜日、練習は午前中だけ。


自分の食事を済ませると、3人分の食事を机に並べて『行ってきます』とメモを置く。

少し早いけど、行こうかな?

開けようとドアノブを握った時、向こう側からも誰かがドアを開けたようで身体が引っ張られバランスを崩す。


うわ、転ぶ!!

そう思ったが、ドアを開けた人に抱き止められた。


「どんくせーな」と体勢をもとに戻してくれる。

清志くんだ。


「ごめんなさい。あっ、ご飯置いてあるから食べてね」

そう言って玄関に向かおうとすると、
「ちょっと待て」と引き留められた。
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