• テキストサイズ

【黒子のバスケ】伝える。聴こえる。

第18章 戸惑う


話し終えると「碧ちゃん可愛い」と立ち上がって頭を撫でられた。


「可愛くないよ。そもそも可愛い対応が出来なくて困ってる」

そう答えると

「やっぱり可愛い」

と笑った。

素敵な笑顔。
優しくて、小さくて、ふわふわしている女の子らしい彼女。

水戸部もこうゆう子がタイプなんだろうな…
なんて勝手に思う。

私はこんな女の子にはなれない。

人見知りで
周りに迷惑かけっぱなしで
そこらの男子よりも背が高い。


頭の中がマイナス思考で埋めつくされていく。


「碧ちゃん?大丈夫?」

難しい顔をしていたらしい…。
彼女が覗き込んだ。

/ 402ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp