第1章 start・・・
渋谷「とりあえず、お前ら落ち着けよ。な?」
みんな静かに座った
渋谷「まず亮。昨日、何あったんや?」
錦戸「この前、ちゃんに連絡先教えた。んで、昨日俺のアドレス教えてって子がいてる言われたけど、無理っていうたのに、ソイツから連絡来た」
渋谷「おん。昨日言うてた通りやな。で、丸と大倉は、何やねん。」
大倉「今日、非常階段でちゃんの友達とかが言うてんの聞こえた。友達らが、ちゃんハメたって。」
丸山「仲良くするフリして、すばるくんとか亮ちゃんの連絡先聞くためやって・・・」
そこまで聞いてやっと話が繋がった
聞かれてたんや・・・
錦戸くんは、めっちゃびっくりしてる
渋谷「ほんまなん?」
『えっと・・・』
渋谷「俺らの味方やで?」
錦戸「ほんまなんやったら、ほんまごめんな。」
『今は、何も言えん』
渋谷「アイツ等、ちょっとやっかいらしいねんな。隣の中学のヤツらしいわ」
安田「え?そうなん?もしかして、あれ関係?」
渋谷「そう。あの事件関係してるらしい。」
大倉「じゃーほんまやっかいやん」
丸山「ちゃん。なんかあったら言うてな?僕ら力なるから」
『ありがとう。ほんま、大丈夫・・・』
みんな不安そうな顔してた
リカらのこと言いたい
でも、まだどこまでほんまの話かわからんから
裏切られる痛みは、知ってるから
裏切りたくない
自分からは・・・
真実が知りたい
今は、ただそう思った