第2章 戦い…
戦い・・・ー
真実とは?
本音って何?
あの日、あたしはそう思いながら帰った
ファミレスを出て、一人で家に帰った
携帯を見たら、リカから大量の連絡
「大丈夫?」
「家?」
「なんか言いたいことあった?」
あたしは、リカに話すことを決めた
翌日―
駅で、リカらを待った
声をかけた
『リカ・・・』
リカ「おはよう。」
『話あんねんけど・・・』
リカ「今?」
『うん・・・』
リカ「どうぞ」
『非常階段で、話聞いてもた』
リカ「あ・・・やっぱ聞いた?笑」
『それで・・・』
ちょうどアユミ達も来た
アユミ「バレたんやし、言おうよ」
エリカ「どっから聞いたかしらんけど、早く言うたら、使っただけ。以上。」
『・・・』
話を聞いて、あたしは何も言えんかった
アユミ「はぁー。もっと遊べると思ったのに。ほんま使えんヤツ。」
エリカ「じゃーもう終わりにしよか。電話して来る」
アユミ「頼むわ。」
リカ「もしかして・・・」
アユミ「そう。それ。おいでー」
あたしは、ヤバいと思った
でも、逃げたら負けやと思ってついて行った
学校とは、逆方向
周りを工場の高い塀で囲われた空地
アユミ「はぁ・・・」
ため息をついて、あたしを殴って来た
痛い。
でも、慣れたあたしは、耐えた
アユミ「弱っ!!リカもやれば?」
そう言って、リカにも殴られた
電話が終わったエリカにも・・・
アユミ「お前、ほんまウザい。てか、中学ん時もイジメられてたんやろ?写真見たで?笑」
エリカ「ほんま、ヤバかったでな。今と別人(笑)」
リカ「はぁーあ。多分昨日、渋谷くんらとおったぽい」
アユミ「はぁ???お前何様?」
エリカ「ほんま裏切り者やん」
暴言を吐かれ続けた