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私の敵はヒーロー
第3章 学校生活
『 大丈夫かにゃ?』
目を覚ますと、クロシロが胸の上に座っていた。………胸が苦しかったのはこれか原因か。
『 だいぶうなされていたにゃ。昔の夢かにゃ?』
「…………もう十年以上経つのにまだ覚えてるよ。朝から最悪」
『 そういうもんにゃ。嫌なことほど頭に染み付くからにゃ』
「………そうだね。朝ごはんにしよう」
『 あのフードは嫌いにゃ』
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