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忘れられない【気象系】
第2章 影
Sside
今日も、来た。
眠り姫の目覚めを願って。
何気なく姫の頬を右手で触る。
翔「雅紀」
そう声を出すと同時に自分のと眠り姫の唇を合わせた。
待ってるから、雅紀。
どんなに日が経とうとも、みんなが雅紀を忘れても俺は忘れないから。
・
・
・
「翔…………ちゃん………どこ………」
翔「えっ……」
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