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忘れられない【気象系】

第2章 影


Aside


雅「あれ……こ、ここは……」


真っ白な世界の後は病院?の天井が広がっていた。


「ま、雅紀っ!!?」


この声、さっき……あの時!!!!


雅「しょ、翔ちゃんっ…」


翔「雅紀っ、雅紀っ、雅紀いいい」


俺に抱きついてそう叫んだかと思えば俺の肩に暖かい液体が流れ落ちた。

翔ちゃんの、涙。
本当に暖かくて、、、、


雅「翔ちゃんっ、あ、あのね…」 


俺は目覚めるまでのことを言葉に出来る限り伝えた。


翔「お、俺が…??」


雅「そう。翔ちゃんの声で、俺は目が覚めたの」


翔「ま、まさか…」


雅「えっ?なにか思い当たる節があるの?」


目を泳がせて俺への視線を反らした翔ちゃん。
その彼の頬はどこか赤く染まっていた。
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