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忘れられない【気象系】

第2章 影


Aside
 

この声は…愛しい彼の…。
翔ちゃんの声

 
でも、何処からかは分からない。


雅「翔ちゃんっ!?どこっ」


『………………』


返事は返ってこなかった。
でも、その一言で俺の心にある雲が晴れた気がする。

俺には、翔ちゃんがいる。
翔ちゃんがいる限り、絶対に、自分で自分の命を絶とうとなんかしない。


――――――――――――――生きたい


そう心の中で呟くと同時に真っ暗なこの世界が白に変わっていった。
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