第3章 洗脳ハートⅢ「俺が護るよ」
一番隊にいりゃぁ、刀を握らなきゃならねぇ。
いや、一番隊に限らず他の隊もそうだ。
二番隊も、三番隊も、観察だって剣術は心得てる。
切られりゃそこで命落とすかもしれねぇし
切ったもんは一生背負っていかなきゃならねぇ。
真選組ってのはそういうもんで、
あいつもそんな事洟から分かってて
それを背負う覚悟も出来てここにいる。
だから俺は止めもしねぇし、辞めろとも言わねぇ。
ただ、俺は俺の全てをかけてあいつを護る。
どんな事があっても、誰にも傷付けさせねぇ。
その為にどれだけの命を奪う事になっても
全部背負い込んで護ってみせらァ。